仮想通貨ウォレットの中身・やり取りを確認できるツール「DeBank」について、メモ【使い方とか】
実は一時期ブロックチェーンゲームやNFTアートにハマっていた時期がありまして、仮想通貨ウォレットをいくつか持っています。
先日Openseaを名乗る差出人から「入金したよ!」というメールが届いたので本当か~?と確認しようと思ってふと、、
「仮想通貨のウォレットアドレスを入れると中身ややり取りを見られるサービスがあった、はずだけどどうにもサービス名が思い出せないな、、」ということがありました。
わりと頻繁に使っていたサービスなのに、数か月離れるだけでツール名を忘れてしまうなんて薄情ですね。
というわけで次に忘れた時のために(それらしいキーワードで検索しても全然出てこなかったので)ここにメモしておきます。
仮想通貨ウォレットの中身や過去のやり取りを確認できるサービス(ツール)、その名は「DeBank」!!
ツール「DeBank」の概要
これは備忘録がわりの記事なのであまりがっつりは説明しませんが、まあ簡単に概要をば。URLは以下の通り。
DeBank https://debank.com/
右上の「Log in via web3 wallet」をクリックして、自分の仮想通貨ウォレットを紐づけます。
上記はパソコンの画面ですが、スマホ(メタマスクのブラウザ機能など)で見る場合も似たような感じじゃないかと思います。
ウォレットを紐づけると以下のようなプロフィール画面が出てきます。
ウォレットアドレスや中身の通貨量は個人情報のためマスキングしています。まあ大したものでもないんですけども……。
「History」タブをクリックして移動すると、仮想通貨やNFTのやり取りを確認することもできます。
例えば以下は私の画面です。
一番上のやつが冒頭で Openseaを名乗る差出人から「入金したよ!」というメールが届いた件ですね。どうやら本当だったみたいです。
その下の「Contract Interaction」というのはOpenseaでNFTアートが売れた時のものです(買ってくれた人ありがとう)。その下ふたつは勝手に送り付けられた(危険な可能性が高い)NFTです。
DeBankの面白いところは自分だけじゃなくて、他人の仮想通貨ウォレットの中身も簡単に見ることができる点ですね。
右上の検索窓「Serch address / Web3 ID / ENS / protocol」に他人のウォレットアドレスを入れると、他人の財布の中身を勝手にのぞけるって寸法です。
NFTアートがたくさん売れてるっぽいあのアーティストやさも金持ちのようにふるまっているあの人も、主に使っているウォレットアドレスさえわかってしまえば普段どんな金のやり取りをしているのか簡単に知ることができる、ということ。
こ、こわ~~~。
まあそれがWeb3やブロックチェーンの長所でもあるんですけど……。
DeBankの使い方あれこれ
ちなみに私はOpenseaで扱っているNFTのGiveawayを送る際によくDeBankを使っていました。
具体的にはチェーンが混雑するとOpensea上ではうまく送れているかどうか表示が遅延することがあったので、DeBankでトランザクションがうまくいっているか確認していました。
Historyの各行の左側「0x~」のトランザクションハッシュをクリックするとEtherscan(イーサスキャン)やPolygonScan(ポリゴンスキャン)の正確なトランザクション履歴を追うこともできます。
Etherscanを読めるのが一番ですが、DeBankは財布の中身が視覚的にわかりやすいので初心者から分析したい人まで便利に使えるのではないかと思います。
他の使い方
あとはDeFiをやっている人はサービスを利用する際にMetaMaskへのアクセスを承認(Approve)するかと思いますが、その承認を「取消(Revoke)」するのにも使えるそうです。以下参考サイト。
DeFiウォレット一括管理ツール「DeBank」の使い方を徹底解説!
https://katoten.com/debank/
あとはNFTアートで言えばTwitterなどで「NFT買います!」と宣言している人のツイートをさかのぼって(過去の購入履歴とかから)ウォレットアドレスを見つけて、仮想通貨ウォレットの中身をのぞいちゃうとかですかね。
何かと怪しい話や危険も多いWeb3/ブロックチェーン、情報精査にDeBankを活用してみてはいかがでしょうか!
DeBank https://debank.com/